ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2011.6.26

JBC、個人情報流出に謝罪

 暫定コミッションの設立を発表した日本ボクシングコミッション(JBC)森田事務局長代行とJBC職員・羽生氏の両名は26日、一部報道で元試合役員が公務員でありながら職場に許可なく兼業し、これが国家公務員法に違反すると指摘された問題ならびに、この件が個人情報漏えいにより発覚したことについて、関係者に深く反省し謝罪するとともに、今後は再発防止に努めると連名で発表した。
 この元試合役員は6月17日付で役員ライセンスを返上。JBCは個人情報流出について、この元試合役員にも謝罪している。
 JBCは元試合役員の情報流出を本部事務局内部で調査した結果、試合役員の氏名・住所・連絡先・報酬額およびライセンス交付者の個人情報は、JBC事務局内のパソコンでのみ閲覧可能なことから、内部の人間が持ち出したと判断。漏えいを犯した職員が判明次第、就業規則の懲戒規定(懲戒解雇を含む)に照らし、然るべき処分を行うとしている。
 また流出の範囲は不明だが、JBCは情報管理の甘さを認識し、今後は更なる情報の保護に努め、他の試合役員ならびにライセンス交付者には近日中に謝罪したいとしている。