[電話取材]2020.4.22
英洸貴「コロナに打ち勝つ」
皆で力を合わせましょう!
新型コロナウィルス拡大予防のため、政府は4月16日に全国へ緊急事態宣言を発令し外出自粛要請を出した。石川県では、21日の時点で181名の感染者が確認されている。金沢市にあるカシミジム所属の日本スーパーバンタム級14位の英洸貴(はなぶさ ひろき/21)に市内の様子やトレーニングの現状を聞いた。
1日のスケジュール
英によると、2週間前にジムは休館。現在はロードワークと仕事終わりに公園でのトレーニングを中心に行っているという。さらに、ユキヤハナブサのリングネームで2013年中日本フライ級新人王に輝いた長男・征矢氏(25)の自宅でフィジカルトレーニングをしているという。
金沢でも出歩く人はほとんどいない
英は「街でもほとんどの人がマスクをしていて、出歩く人も少ない。自分も仕事中もマスクを手放せない。自分の仕事はあまり変わらないが、後輩からは仕事が休みになって長期休業になったと聞いている」と金沢市内の現状を語った。
ユース王座に挑戦予定
4月12日に大阪で日本ユース・スーパーバンタム級王者の下町俊貴(23=グリーンツダ)に挑戦する予定だったが、延期となり正式な日程も発表されていない。英は「正直なところ、試合前にしてはなかなかモチベーションは上がっていないが、上がっていないなりにやれることをやっていくしかない。皆で力を合わせてコロナに打ち勝ちましょう」と前向きなコメントで取材を締めた。