[コラム]2020.4.21
思い出の一戦(日本バンタム級王座決定戦、川口裕vs益田健太郎戦)
左:川口裕vs右:益田健太郎
ベルトを獲りたい男の打撃戦は、今でも鮮明に覚えている。2014年4月、大阪松下IMPホールで開催された日本同級1位の川口裕(グリーンツダ)と同級2位の益田健太郎(新日本木村)による日本バンタム級王座決定戦。どちらが勝っても初戴冠となる。
当時、私はCSスポーツチャンネル「スカイA」のボクシング番組でレポーターを担当しており、関東のジム所属の益田の担当を任された。益田と初めて会ったのは、日本タイトル前哨戦となった2013年12月に行われた試合の前日計量時だった。益田は「この試合に勝てば、2度目の日本タイトル挑戦なので負けられないですね」と謙虚に語っていた。
当時、私はCSスポーツチャンネル「スカイA」のボクシング番組でレポーターを担当しており、関東のジム所属の益田の担当を任された。益田と初めて会ったのは、日本タイトル前哨戦となった2013年12月に行われた試合の前日計量時だった。益田は「この試合に勝てば、2度目の日本タイトル挑戦なので負けられないですね」と謙虚に語っていた。