[コラム]2020.3.31
あの選手を初めて見た時(中谷潤人編)
左:小久保聡 右:中谷潤人
私がWBO世界フライ級3位中谷潤人(21=M・T)を初めて見たのは、2015年7月に後楽園ホールで開催された「DANGAN」ライトフライ級4回戦で、まだわずか2戦目だった。会場に着き、パンフレットを見ると中谷の年齢"17歳"に引っかかった。昔からプロボクサーになることができる17歳の選手に注目する癖があった。これが18歳ではそこまで興味を引くことはなく、17歳がいいのだ。当時、入ったばかりのボクモバで彼のことをチェックするとデビュー戦は岐阜商工会議所で広島三栄ジムの選手を相手に行われていた。
「神奈川県のジム所属の選手がなぜ、岐阜県でしかも広島県のジムの選手と?」。「どんな選手が出てくるんだろう?」と、まだ見ていない17歳の少年に興味をそそられた――。
「神奈川県のジム所属の選手がなぜ、岐阜県でしかも広島県のジムの選手と?」。「どんな選手が出てくるんだろう?」と、まだ見ていない17歳の少年に興味をそそられた――。