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[海外情報]2020.3.18

9.12テキサスでアルバレスvsゴロフキン3

第3戦目はテキサス対決

 スポーツ情報サイト『THE ATHLETIC』などが18日、3度目の対戦が内定していると公表されていたサウル”カネロ”アルバレス(29=メキシコ)とゲンナジー”GGG”ゴロフキン(37=カザフスタン)のビッグマッチが9月12日(日本時間13日)、米国・テキサス州ダラスのAT&Tスタジアムで行われると伝えた。

カネロはファイトマネー上乗せで合意

 ストリーミング配信サービス「DAZN」と契約を結ぶ両選手だが、ゴロフキンが結んだDAZNとの契約書には、アルバレスとの第3戦の条項が加えられていたのに対し、アルバレスとDAZNのには盛り込まれていなかった。これまでは、ラバーマッチ(第3戦目)を拒否し続けていたアルバレスだが、1試合ごとのファイトマネー最低補償額、3,500万ドル(約37億4千万円)に上乗せの報酬を受け取ることで合意となった模様だ。

 体重は現時点でミドル級リミット160ポンド(72.5kg)になるだろうとボクシング情報サイト『Boxing Scene』は伝えている。

両者の前哨戦はコロナ感染状況次第

 新型コロナウイルス感染の影響がないわけではない。当初アルバレスは5月2日にWBO(世界ボクシング機構)同級王者ビリー・ジョー・サンダース(30=英)との対戦する予定だったが、現在のところ6月以降に延期される見通し。一方ゴロフキンは6月6日にIBF同級3位カミル・シェルメタ(30=ポーランド)と指名戦が組まれている。しかし、コロナ被害の状況次第では、それぞれの陣営が予定してきたビッグマッチの前哨戦はキャンセルして、9月に直接対戦となる可能性が出てきた。今後のニュースから目が離せない。