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[全国大会]2020.2.26

高校選抜・アンダージュニアも中止が決定

荒竹一真・堤麗斗の「8冠完全制覇」への道も途絶えた
 3月21日から26日にかけて石川県の津幡町総合体育館で行われる予定だった「第31回全国高等学校ボクシング選抜大会兼JOCジュニアオリンピックカップ」と「第9回全日本UJボクシング大会」について、一般社団法人日本ボクシング連盟は中止を決めたことを発表した。以下は同連盟・会長である内田貞信氏のリリースしたコメント(一部抜粋)。

「新型コロナウイルスが感染拡大する中で、標記大会の開催については、医事委員会、理事会で議論を重ね、大会開催による人の流れにより、本大会そのものが感染源となる恐れがあると結論付けました。しかしながら、高校生アスリートやUJアスリートが重要視している大会であることは十分に認識しており、断腸の思いで標記大会の開催を断念することをご通知することとなりました。しかしながら、ボクシング競技の普及と振興に勢いを無くすことがあってはならないと考えており、今できることをご提案してまいりますので、共に力を合わせて取り組んでいただければと思います。アマチュアボクシングの今後の発展と普及についてご協力を賜りますようお願い申し上げ、同ウイルスの感染につきましても十分にご留意の上、ご健康にお過ごしいただきますよう祈念申しあげます」