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[東京五輪]2020.2.26

コロナ対策の日本代表が予選開催地に到着

並木・津端・並木・濱本・鬼頭
 新型コロナウイルスの国内流入を危惧したヨルダン政府が、日本のお隣韓国にも入国規制をかけた現状から、日本への規制も「時間の問題」と判断した日本ボクシング連盟は、同国で3月3日から行われる東京五輪アジア・オセアニア予選の出場メンバーを一刻も早く現地入りさせる臨時対応を決め、今日の夕方、同メンバーはカタール経由でヨルダンに到着した(写真)。女子51kg級の並木月海(自衛隊体育学校)は「長時間の渡航に加え、ドーハでの乗り継ぎもありましたが、体調は良いです。日本より暖かく、いいパフォーマンスができそうです。日の丸を背負い頑張ります」とコメント。男子57kg級の堤駿斗(東洋大学)は「移動は疲れましたが、日本より暖かく、体重調整など考えてもプラスだと思います。本日より、しっかりと調整をして臨みたいと思います」とコメントしている。
がんばれ、日本!

 アンマン空港で現地スタッフに迎えられた日本代表団は大型バスにてパトカー1台による先導の下、40分程度移動して正午前後にホテルのチェックインを予定通り済ませた。

 今回用意されたホテルに関して60キロ級の濱本紗也(日本大学)は「とてもキレイなホテルで驚きました。昼食は、バイキングスタイルで、メインやサイドメニューも豊富にあり、口にも合います。しっかりと栄養補給をして、午後の調整練習に臨みたいと思います」と感想を述べた。

 荷物整理の後、13時から昼食を摂った選手達は16時まで静養。その後、調整練習(グローブ練習なし)、ホテル備え付けのサウナルームでリフレッシュする。