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[試合後談話]2020.2.14

世界ランカーの山内が比国ファイターをKO

山内涼太がダウンを奪った
 WBA(世界ボクシング協会)フライ級3位の山内涼太(25=角海老宝石)が14日、後楽園ホールで開催された「SLUGFEST.13」フライ級8回戦に登場し、MJボー(22=比)と拳を交えた。初回に危険なパンチを浴びた山内だったが2回に距離を詰めて反撃した。
6勝目を挙げた山内涼太
 ジャブを飛ばしなら距離を測った山内だが、ボーの右ストレートを浴びてヒヤリとさせた。しかし、2回に打ち合いに持ち込むと左ボディーから右フックを決めてダウンを演出。フィリピンの新鋭をキャンバスに沈めた。
世界3位に恥じない試合を見せていく
 豪快に倒した山内だったが試合後は反省しきりだった。「動きが悪くてトレーナーにスピードが遅いと怒られた。初回はポイントを取られたので2回に前に出た。相手に合わせてしまう悪い癖が出てしまった」と何度も首をかしげた。
 ベルトを狙う山内は「選べる立場ではないがチャンスをもらえるならどのタイトルでも挑戦したい」と抱負を語った。
ジャブが速かった
 一方のボーは「初回は良い感じでスタートを切れたが、ボディーブローが効いてしまった。相手はスピードがあり強かった」とサバサバした表情で試合を振り返った。