ボクシングモバイルニュース
[月間賞]2020.2.13

令和元年最後の月間賞

左から石井渡士也 岡田誠一 勅使河原弘晶
 東日本ボクシング協会選考の12月度月間賞の表彰式が13日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で行われ、MVPを受賞した日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の井上浩樹(27=大橋)には賞状と記念品として「IPPOグロービング専用テープ」、敢闘賞のOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(29=輪島功一スポーツ)新鋭賞の日本ユース・バンタム級王者の石井渡士也(19=REBOOT.IBA)にはボクシングモバイルからトロフィーと「IPPOグロービング専用テープ」が贈られた。
会場を盛り上げる勅使河原弘晶
 12月12日に同級15位の川島翔平(28=真正)を5回KOし3度目の防衛に成功した勅使河原は「これからフィリピンに合宿に行くので税関を通るためにこのスーツを着てきました」とお客さんの笑いを誘うと「もうすぐバレンタインデーなので今日はプレゼントを持ってきました」とチョコレートを投げ入れてファンのハートをゲットした。
3月に初防衛戦を行う石井渡士也
 石川春樹(20=RK蒲田)との日本ユース・バンタム級王座戦で4回TKO勝ちし新鋭賞に輝いた石井は「対戦相手の石川選手がいてこそ獲ることができた賞だと思う」と受賞を喜ぶと、「次の試合も注目してください」と3月14日(土)に後楽園ホールで開催される落合壱星(19=セレス)との初防衛戦をアピールした。
岡田誠一が代理で出席
 昨年12月2日にジェリッツ・チャベス(28=比)との王座決定戦で7回KO勝ちで日本王座に続き2冠王者となった井上はこの日は欠席。代理で元日本スーパーフェザー級王者岡田誠一(37)が表彰を受けた。マイクを握った岡田は「井上が怪我をしてしまい申し訳ございません。5月に良い試合を見せてくれると思いますので楽しみにしていてください」とコメントした。