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[IBFランキング]2020.2.4

スーパーバンタム級の王座はどうなる?

スーパーバンタム級暫定王者
岩佐亮佑(セレス)

 IBF(国際ボクシング連盟)の世界ランキングが4日、更新された。スーパーバンタム級の正規王者はベルトムラドジャン・アフマダリエフ(25=ウズベキスタン)に入れ替わり、惜敗した前王者ダニエル・ローマン(29=米国)は6位に後退した。この階級の暫定王座に岩佐亮佑(30=セレス)が就いているため王座統一戦などトップ戦線の動きに注目が集まっている。

スーパーフライ級王者<br> ジェルウィン・アンカハス
 1月31日付けでWBO世界フライ級の王座を返上し、スーパーフライ級に転級することを発表した田中恒成(24=畑中)が、仮にIBFで王座を狙うのであれば、2016年9月から8度防衛中のジェルウィン・アンカハス(28=比)がターゲット。この階級はWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)の開催も期待したい。
細川バレンタインvsジェイコブNg

 ボクモバ相関図が完成したライト級はテオフィモ・ロペス(22=米国)が昨年12月から王座に就いている。3月に細川バレンタイン(38=角海老宝石)と対戦するジェイコブNg(25=オーストラリア)は11位をキープしている。

スーパーウェルター級王者<br> ジェイソン・ロザリオ

 スーパーウェルター級も王座が入れ替わった。WBAスーパー王座とIBF王座を統一したのはジェイソン・ロザリオ(24=ドミニカ共和国)。王座を明け渡したジュリアン・ウィリアムス(29=米国)は9位に落ちた。

ミドル級王者<br> ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)

 ミドル級に動きあり。前WBO世界スーパーウェルター級王者で先月ミドル級でテストマッチしたハイメ・ムンギア(23=メキシコ)がWBC2位とWBO1位に次いでIBFでも10位に入った。チャンピオンは”GGG”ゲンナディ・ゴロフキン(37=カザフスタン)。中量級の動きも気になる。

ヘビー級王者<br> アンソニー・ジョシュア(英国)

 ヘビー級はIBF・WBA・WBO統一チャンピオンのアンソニー・ジョシュア(30=英国)の次の対戦カードは決まっていないが、IBF1位は指名挑戦者のクラブト・プレフ(38=ブルガリア)。WBO王座の指名挑戦権を持つオレクサンドル・ウシク(33=ウクライナ)のIBFランキングは6位のまま。ジョシュア陣営の決断次第だが、英国のメディアは「プレフかウシクのどちらかと対戦するとだろう」というエディ・ハーン氏(ジョシュアのプロモーター)のコメントを伝えている。今後の見通しが立っていない前王者のアンディ・ルイスJr.(30=米国)も5位と変わらずだが、そろそろビッグニュースが飛び込んでくる可能性もあるので、海外ニュースを要チェック!