[前日計量]2020.1.31
サウスポー同士の新鋭が激突
左:石井 右:波田
日本ライト級10位の石井龍誠(23=伴流)vs波田大和(23=帝拳)の日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦の前日計量が31日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。2度目の日本ユース王座挑戦となる石井と、6連勝中と好調をキープする波田のサウスポー同士による新鋭対決は明日1日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のセミファイナルに組まれている。
今度こそタイトルを獲る
戦績14戦8勝(5KO)5敗1分の石井は、58.9kgのリミットでパス。2年半前の初代ユース王座戦で三瓶数馬(花形)に惜敗した悔しさをバネに、左ストレートに磨きをかけてきた石井は「パンチのある選手なので変にもらったら危ない」と波田を警戒した上で、「2度目なので今度こその思いで試合に臨む。自分のボクシングをするだけ」と気合いを入れた。
このチャンスをしっかり活かす
一方、戦績10戦9勝(9KO)1敗と白星はすべてKOの波田も同じく58.9kgを計測。初のタイトル戦に向け「仕上がりは最高。いつも通りに緊張し堅くなっているが、この方がいつも通りの実力が発揮される。馬力は自分の方が上」と意気込み、王座獲得を誓った。