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[フィリピン特集]2020.1.30

プミクピックは恐怖のノーランカー

リチャード・プミクピック(29=比)

 2月27日(木)に開催される「はじめの一歩フェザー級トーナメント準決勝」(後楽園ホール)で日本フェザー級5位の渡部大介(28=ワタナベ)と対戦するリチャード・プミクピック(29=比)はフィリピン国内やアジア地域のチャンピオン経験もある恐怖のノーランカー‼

リゴンドーから2度ダウンを奪った天笠尚

 2017年9月に開催されたWBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦で天笠尚氏から勝ち星を挙げて王座に就いたプミクピックは、2018年4月には木村吉光(23=白井・具志堅)を相手に初防衛に成功。巧みなクリンチワークを披露した。

天笠尚から勝ち星を挙げたプミクピック

 ちなみに、日本・OPBF東洋太平洋フェザー級王座を歴任した天笠氏は、2014年の大晦日に当時WBA・WBOスーパーバンタム級チャンピオンでアマチュアボクシング大国キューバ史上最高傑作と称されるギジェルモ・リゴンドー(39)に挑戦し、敗れはしたが7ラウンドに2度ダウンを奪うなどファンの心をわしづかみにした実力者だ。

森武蔵を苦しめたプミクピック

 2018年11月に森武蔵(20=薬師寺)の挑戦を受けた際、負傷による僅差判定決着で王座を明け渡し、昨年4月のリベンジマッチでも敗れはしたが、判定は2-1と最後まで名古屋の新星を苦しめている。

衝撃のノイナイvs清水聡‼

 2016年5月に時計を戻そう。現WBO・APスーパーフェザー級王者ジョー・ノイナイ(24=比)とWBCインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦で対戦したプミクピックは、負傷判定で勝利を収めている。ノイナイといえば昨年7月、ロンドン五輪の銅メダリストでOPBFフェザー級チャンピオン清水聡(33=大橋)の挑戦を6ラウンドTKOで退けている。

2月27日(木)後楽園ホールにプミクピック参戦

「はじめの一歩トーナメント」をきっかけにアジアを超えて世界戦線でも活躍が期待されるプミクピックのボクシングをお見逃しなく‼