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[立ち話]2020.1.23

中川健太「松尾選手は本当に強い」

初防衛戦に臨む中川
 日本王者が指名挑戦者を迎え撃つ「第41回チャンピオンカーニバル」は2月1日(土)から後楽園ホールで開催される日本ウェルター級タイトルマッチ、王者の永野祐樹(30=帝拳)対同級1位小原佳太(33=三迫)からスタートする。
 そのイベントのオーラス(5月16日、墨田区総合体育館)に登場する日本スーパーフライ級王者の中川健太(34=三迫)。試合まで4ヶ月弱の期間があり、さぞかし待ち遠しいと思いきや「いや!マジで時間がないですよ!」と意外な返答が返ってきた。その真意とは――。
昨年12月に王座に返り咲いた
 同級1位ユータ松尾(30=ワールドスポーツ)と初防衛戦を行う中川は「ここから2試合分くらいの練習をして上積みがないと勝てないと思っている。相手はそのくらい強いのでかなり切羽詰まっています」。
もっと強くなりたい
 松尾とは過去に何度かスパーリングをしており「最後のスパーが分が悪く、良いイメージがない」と語ると「挑戦者決定戦を会場で観戦したが、以前より気持ちが強くなっていて、さらに強くなっている」と警戒していた。
充実した練習をしている
 この日も「自分のウィークポイントは相手もわかっていると思うので、修正しています」と次戦に向けて横井龍一トレーナーと松尾対策に時間を費やしていた。
 墨田総合体育館のリングに上がるのは昨年に続き2回目。墨田区出身の中川は「地元での試合なので本当にうれしい。何としても勝ちますよ」と前回は叶わなかった"初防衛"という鬼門突破を目指す!