[前日計量]2019.12.30
吉田実代「大晦日のリングに女子の爪痕を残す」
吉田実代:52.0kg シーピン:50.9kg
WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の吉田実代(31=EBISUK'sBOX)vsWBC女子アジア同級王者シー・リーピン(21=中国)の前日計量が30日、都内のホテルで行われ、リミットの52.1kgをそれぞれ一発でクリアした
試合は明日31日、東京・大田区総合体育館で開催されるトリプル世界戦で行われ、動画配信サービス「Paravi」でライブ配信される。
試合は明日31日、東京・大田区総合体育館で開催されるトリプル世界戦で行われ、動画配信サービス「Paravi」でライブ配信される。
吉田に気負いはなし
先に秤に上がった吉田は、100g下回る52kgでパス。続けて吉田より約8cm長身の挑戦者は、1.2kgアンダーの50.9kgを計測し、報道陣を驚かせた。試合はレイジェス製のグローブが使われ、吉田がパープル、挑戦者が黒を選択した。
鬼門の初防衛戦に臨む吉田だが、「3日前からリミットまできていたので、娘と二人、ゆっくりと家で過ごせた。良いモチベーションでいる」と気負いはない。女子で初めて大晦日のリングに立つ吉田は、「偉大な先輩たちが戦ってきたリング。そこに立てることを光栄に思う。女子でも大晦日のリングを盛り上げられると証明したい。爪痕を残す」を決意した。
とても興奮していると挑戦者
一方、世界初挑戦のシーは、計量結果について「これが私のベストウェイト」と笑顔で答え、試合が待ちきれないといった様子で「今からワクワクし、とても興奮している。勝つ自信はある」と意気込んだ。
■吉田実代(EBISU'S BOX)
体温:36.5℃
脈拍:68/min
血圧:117/92mm/Hg
■リー・シーピン(中国)
体温:36.4℃
脈拍:57/min
血圧:117/88mm/Hg
■試合役員
■レフェリー
ホセ・リベラ(プエルトリコ)
■ジャッジ
ウェス・メルトン(アメリカ)
サウェーン・タウィクーン(タイ)
フィリップ・オースチン(オーストラリア)
■立会人
レオン・パノンシーロ(アメリカ)
■吉田実代(EBISU'S BOX)
体温:36.5℃
脈拍:68/min
血圧:117/92mm/Hg
■リー・シーピン(中国)
体温:36.4℃
脈拍:57/min
血圧:117/88mm/Hg
■試合役員
■レフェリー
ホセ・リベラ(プエルトリコ)
■ジャッジ
ウェス・メルトン(アメリカ)
サウェーン・タウィクーン(タイ)
フィリップ・オースチン(オーストラリア)
■立会人
レオン・パノンシーロ(アメリカ)
左:佐山と右:平山は2度目の対戦
また、明日の前座で行われる日本女子フライ級王座決定戦、日本同級1位の佐山万里菜(32=ワタナベ)対2位の平山夢(19=YuKO)は、佐山がリミットの50.8kgをg200下回る50.6kg、平山が50.5kgでクリアした。
佐山は7戦目でのタイトル戦に向け「やっと来たチャンス。自分がチャンピオンになって、これまでお世話になった方に元気と喜びを届けたい」。4戦全勝で同じくタイトル初挑戦に臨む平山は「佐山さんには2年前のデビュー戦で勝っていますが、油断せずに倒しにいきたい。絶対に勝つ」と意気込んだ。
佐山は7戦目でのタイトル戦に向け「やっと来たチャンス。自分がチャンピオンになって、これまでお世話になった方に元気と喜びを届けたい」。4戦全勝で同じくタイトル初挑戦に臨む平山は「佐山さんには2年前のデビュー戦で勝っていますが、油断せずに倒しにいきたい。絶対に勝つ」と意気込んだ。
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