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[イベント・調印式]2019.12.25

吉田実代 愛娘から「勝ってほしい」とエール

羽田国際空港で行われたイベント
 WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の吉田実代(31=EBISUK'sBOX)が25日、羽田空港国際線ターミナル「江戸舞台」でフェイスオフイベントを行った。吉田は大晦日に東京・大田区総合体育館で開催されるトリプル世界戦で、WBC女子アジア同級王者のシー・リーピン(21=中国)を迎えての初防衛戦に臨み、試合は動画配信サービス「Paravi」でライブ配信される。
エルサの衣裳を着た実衣菜ちゃん
 フェイスオフと銘打たれたイベントだが、挑戦者の来日が遅れ、シングルマザーの吉田は4歳の愛娘・実衣菜(みいな)ちゃんを連れ登壇。吉田は試合に向け鹿児島の実家に預けていた娘をクリスマスのこの日、鹿児島空港まで迎えに行き、そのままイベントに出席した。
勝ってと言われ喜んだ吉田
 鬼門の初防衛戦に向け吉田は、「挑戦者は映像を見た限りでも強いと思うが、ベストを尽くせるよう、できうる限りの練習をしてきた。しっかりとした内容で防衛を果たしたい」と意気込み、実衣菜ちゃんからは「勝ってほしい」とエールが送られた。
内山、内藤の両氏とも吉田のKO勝ちを予想
 また、このイベントの前には試合当日の解説を務める元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏と元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏がステージ上で試合の見どころを紹介。吉田を指導したことのある内山氏は、「吉田さんはジャブ、ワンツーがキレイ。後半に相手の集中力を切らし、KO勝ち」。内藤氏は「僕も苦労した難しい初防衛戦だが、KO勝ち」と予想した。