[前日計量]2019.12.22
拳四朗「音フェチ動画で減量を耐えた」
水抜きを取り入れた拳四朗
WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(26=BMB)が22日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。拳四朗は同級12位のランディ・ペタルコリン(27=比)を迎え、23日に横浜アリーナで開催される「FUJI BOXING」で日本人現役最多となる7度目の防衛戦に臨む。
今回、減量に水抜きを取り入れた拳四朗は、100gアンダーの48.8kgで計量を終え水分を補給すると、すぐにカラカラの体に汗が滲み、これには本人も驚いていた。
今回、減量に水抜きを取り入れた拳四朗は、100gアンダーの48.8kgで計量を終え水分を補給すると、すぐにカラカラの体に汗が滲み、これには本人も驚いていた。
挑戦者は余裕でパス
一方、挑戦者は700gアンダーの48.2kgと余裕でクリア。笑みがこぼれた二人はフェイスオフを注文され真顔で向き合ったが、すぐに噴出してしまい、緊迫感は感じられなかった。
緊迫感なしのフェイスオフ
計量後、控室に戻った拳四朗は今ハマっているという干し芋を食べながら記者の質問に答え、「減量法を変え、3日前から水分を抜いたが、疲れもなく楽だった。調子は良いので今後もこのパターンでいきたい」とニンマリ。昨日はユーチューブで今人気の動画、ASMR(音や映像で脳がゾワゾワする感覚を楽しむもの)の飲み物をゴクゴクと飲み干す音を聞きながら減量に耐え、眠ったと話し、「あんなのを聞いたのは初めて。良さが分かった」と笑った。
両者とも日本製黒のグローブを使用する
その後も水抜きをした影響で代謝が良くなり、じっとしていても汗を流し続けた拳四朗は、「あとはご飯を食べてゆっくりするだけ。試合への良いイメージがあるので、いつも通りにやりますよ」と死角はなかった。
■計量結果
王者 寺地拳四朗
体重:48.8kg
体温:36.4℃
脈拍:50/min
血圧:135/91mm/Hg
挑戦者 ランディ・ペタルコリン
体重:48.2kg
体温:36.7℃
脈拍:68/min
血圧:135/76mm/Hg
体重:48.8kg
体温:36.4℃
脈拍:50/min
血圧:135/91mm/Hg
挑戦者 ランディ・ペタルコリン
体重:48.2kg
体温:36.7℃
脈拍:68/min
血圧:135/76mm/Hg