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[記者会見]2019.12.21

寺地拳四朗をアピールする!

試合一ヵ月前に決まった対決
 7度目の防衛戦を2日後に控えたWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(26=BMB)が21日、挑戦者の同級12位ランディ・ペタルコリン(27=比)とともに都内のホテルで会見に臨み、「キレイにカウンターを当てて倒す」と必勝を誓った。
 試合は23日(月)、横浜アリーナで開催される「FUJI BOXING」でWBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)の初防衛戦、元世界3階級制覇王者の八重樫東(大橋)のIBF世界フライ級王座挑戦と合わせ、トリプル世界戦として行われ、フジテレビ系列で全国中継される。
現役最多防衛を更新中の拳四朗
 3年連続で年末のリングに立つ拳四朗は、紺のスーツを着て会見に臨み、「リングネームを拳四朗から本名に変えて初めての試合。しっかりと寺地拳四朗をアピールする」。「いつも通りにパンチをもらわず、キレイにカウンターなりを当てて倒したい」と勝利を約束。
寺地拳四朗をアピールする
 目標とする13度の世界連続防衛記録については、「7度は折り返しの回数となるが、そこまで深くは考えていない。一戦一戦、普通に勝っていけば自然と超えるかなと思っている。今回もしっかりと勝って13回に繋げたい」と抱負を語った。
戦略があると挑戦者
 対し、昨年10月以来の世界挑戦となる元WBA世界同級暫定王者のペタルコリンは、「急な試合決定となったが問題はない。大きなチャンスを与えてくれたことが嬉しい」と笑顔で感謝し、絶対王者を「強くスタイリッシュなボクサー」と称えた上で、「パンチを当てるのは難しいかもしれないが、私にも戦略がある。後半に倒したい」とベルト奪取に意欲を示した。
両者ともKO宣言
■試合役員
レフェリー/フランク・ガルサ(米)
ジャッジ/ネイサン・パーマー(米)、マルコム・ブルナー(米)、キム・ジャンソン(韓国)
スーパーバイザー/リー・インキュン(韓国)、メジャー・リー(韓国)