[予備検診]2019.12.20
村田諒太は挑戦者のポーズにもまったく動じず
村田とバトラーが対面
WBA(世界ボクシング協会)ミドル級タイトルマッチを3日後に控えた王者の村田諒太(33=帝拳)と同級8位のスティーブン・バトラー(24=カナダ)が20日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。写真撮影の際、バトラーが拳を大きく突き出し勝利をアピールしたが、村田は気にする素振りを見せずに平常心を保った。
試合は12月23日に横浜アリーナで行われ、当日午後7時からフジテレビ系列で全国生中継される。
試合は12月23日に横浜アリーナで行われ、当日午後7時からフジテレビ系列で全国生中継される。
調子の良さをアピールした
村田の方が身長で1.7cm、胸囲で6㎝上回ったが、首回り、リーチともまったく同じ数値を示した。発表会見以来の対面となった村田は「(バトラーは)少し細くなったなと思ったが、良いコンディションを作ってきているのではないか。お互いに数値も変わらないし、良い試合をするので期待していてください」とコメント。村田は顔のつやが良く非常に落ち着いた表情を見せていた。
世界戦も良い意味で慣れてきた
村田は同じ日に世界戦の舞台に上がる八重樫東(大橋)と予備検診前に控室で一緒になると、アマチュア大学リーグ戦の話で談笑しリラックスムード。「あとは疲れを抜くだけ。体重も明日練習してリミットに落ちるところまできている」と6回目の世界タイトルマッチへ抜かりはない。
体調は万全だ
一方、世界初挑戦のバトラーは風邪予防のために毛糸の帽子に手袋をして会見に臨んだ。「良い勝負ができるように仕上がった。2人の体格が似ていることは想定内。どのような展開になっても対応できる」。「気分も最高でパワーを感じている。自分の新たなストーリーを見せる」とベルト奪取に自信を示したが、その表情はややこわばっており、ナーバスになっているように感じとれた。
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
■検診結果
王者:村田諒太(帝拳)
身長:183.5cm
頸周:39.0cm
胸囲:97.0cm
リーチ:190.0cm
血圧:149/76mm/Hg
脈拍:58/min
体温:36.3℃
挑戦者:スティーブン・バトラー(カナダ)
身長:181.8cm
頸周:39.0cm
胸囲:91.0cm
リーチ:190.0cm
血圧:148/82mm/Hg
脈拍:51/min
体温:36.4℃
王者:村田諒太(帝拳)
身長:183.5cm
頸周:39.0cm
胸囲:97.0cm
リーチ:190.0cm
血圧:149/76mm/Hg
脈拍:58/min
体温:36.3℃
挑戦者:スティーブン・バトラー(カナダ)
身長:181.8cm
頸周:39.0cm
胸囲:91.0cm
リーチ:190.0cm
血圧:148/82mm/Hg
脈拍:51/min
体温:36.4℃