[インタビュー]2019.12.10
渡部あきのり「自分をもっと探究したい」
格下相手にも慢心はない!
OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者の渡部あきのり(34=角海老宝石)が12月16日(月)、後楽園ホールで同11位のシティデッド バンディ(28=タイ)を迎え、初防衛戦に臨む。昨年12月に暫定王者として挑んだ新藤寛之(宮田)との日本同級王座統一戦を引き分けた渡部は、4月に王座を返上し、OPBF王者のリー・ジョンキョン(韓国)にターゲットを変更。8月に敵地に乗り込み、終盤に2度のダウンを奪ってのTKO勝ちでウェルター級に続くOPBF2階級制覇を達成した。
戦績16戦11勝(5KO)5敗の挑戦者は、今年8月に新鋭の高橋拓磨(ワールドスポーツ)の4戦目の相手として来日し、6回KO負けを喫したサウスポー。46戦38勝(32KO)7敗1分のキャリアを誇る渡部にとっては明らかに格下相手となるが、うさぎを狩る獅子のごとく「全力で倒しにいく」と牙を剥いていた。