ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2019.12.6

女の意地のぶつかり合いに期待!

左:三好 右:緑川
 日本女子フェザー級タイトルマッチの前日計量が6日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の三好喜美佳(35=川崎新田)と同級4位の緑川愛(35=ワタナベ)が会場に姿を現した。試合は明日の神奈川・カルッツかわさきで開催される「ホープフルファイト.32」のセミファイナルにセットされている。

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勝利をつかみ取る
 今年9月に獲得した王座の初防衛戦となる三好は、200gアンダーの56.9kgをマーク。アウェー戦が続いた三好は、「川崎で試合ができるのはうれしい」と久しぶりのホームでの試合を喜ぶと、「相手は右ストレートが強くて距離が遠いので、ジャブを突いて前に出て戦う。攻撃重視でお客さんに楽しんでもらえる試合を見せたい」と意気込みを口にした。
どの試合も勝ちたい気持ちは同じ
 一方、17年5月にデビューしここまで5戦全勝の緑川は、100gアンダーの57.0kgを測定した。高校生でボクシングを始め、フィットネスとして楽しんでいた緑川だったが、辛い経験を経て「生きがいをみつけるために」と32歳でプロテストを受験し合格した。「せっかくなので1戦だけリングに上がってみよう」とデビューするとあれよあれよという間に連勝を重ねた。
 5倍以上のキャリアがある三好に対し「相手はポジションの取り方が上手いベテランだが、キャリアは気にならない。タイトルマッチという特別な思いはなく、明日の勝負に勝つだけ」と大一番にも気負いはないようだ。