ボクシングモバイルニュース
[試合後談話]2019.12.2

松本亮が恐怖のノーランカーと激突!

左:松本 右:伊藤
 元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者で日本スーパーバンタム級3位の松本亮(25=大橋)が2日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.70」フェザー級8回戦で伊藤仁也(24=三河)と対戦した。激しいパンチの応酬を制したのは――。
松本が2連勝
 松本がジャブから仕掛けるが、伊藤はプレスをかけて左フック、右ボディで対抗。2回になると激しい打撃戦に突入し、意地と意地がぶつかり合う好試合となった。試合が動いたのは4回。松本が右ストレートから連打でフィニッシュした。
相手はパンチが強くてタフだった
 激戦を制した松本は控室に戻ると「ジャブから仕掛けることを心掛けた。松本好二トレーナーから『考え過ぎないように』とアドバイスされたが、上手くできたと思う。打ち勝つことができて良かった」と安堵の表情。しかし、「ガードが低く打ち合うとムキになってしまったところが反省点。これでは日本やOPBF王座を狙うとは言えない。すぐに練習を再開して下半身強化に努める」と反省するのも忘れず、さらなる精進を誓った。
次こそはランカーになる!
 一方、果敢に攻め込むも最後はレフェリーに止められた伊藤は「気持ちばかり前にいってしまい、最後は見えないところからのパンチをもらい効いてしまった」と唇を噛んだが、陣営は世界挑戦経験のある松本と真っ向から打ち合ったことを労った。