[前日計量]2019.11.29
田村亮一、杉田ダイスケが台湾で計量
挨拶に立った森川氏
台湾で本格的に行われるプロボクシングイベントの第3弾が明日30日、人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者、森川ジョージ氏を招き、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級シルバー王座決定戦とWBAアジア同級王座戦のダブルメインイベントとして行われる。前者には森川氏が会長を務めるJBスポーツジム所属の元日本同級王者・田村亮一、後者には現役警察官でアマチュア時代に110勝の実績を誇る杉田ダイスケ(ワタナベ)が出場する。
右:田村は2本目のベルト獲得を目指す
29日、現地で行われた前日計量は、田村はリミットの55.3kg、対戦相手のモエンサク・ヨル(インドネシア)は500gアンダーの54.8kgでパスした。9月に古橋岳也(川崎新田)との日本スーパーバンタム級挑戦者決定戦に敗れた田村は「俺が勝つでしょ。余裕でボッコボコにして2本目のベルトを台湾で獲ってくる」と意気込んだ。
一方のヨルは、「田村は良い選手だと思うが、俺の方が強い。準備は万端なのでベルトを国に持ち帰る」と気を吐いた。
一方のヨルは、「田村は良い選手だと思うが、俺の方が強い。準備は万端なのでベルトを国に持ち帰る」と気を吐いた。
敬礼のポリスボクサーは初防衛戦
また、今年8月にフィリピンで獲得したWBAアジア王座の初防衛戦に臨む杉田は、こちらも55.3kgちょうどでクリアし、「相手は頑丈そうだが、デンプシーロールで倒す。正々堂々と戦いベルトを守る」と誓った。挑戦者のエディソン・ベルウェラ(比)は200g下回る55.1kgだった。