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[ニュース]2019.11.28

勝輝ジムは初イベントに向けて「一丸」

12月14日の出場選手たち
 勝輝ボクシングジムは12月14日(日)、大阪岸和田総合体育館で初イベント「KATSUKI PRODUCE Team 一丸」を行う。同ジムは、イベントを3週間後に控えて日本ユース・フェザー級王者の殿本恭平(24)を筆頭に活気に満ち溢れていた。「チャンピオンがジムから出たら、興行を打つ気持ちはありました」と、笑顔で語った大川和彦会長代行。セミファイナルで出場する生え抜き選手の竹嶋海刀(21)の思いも併せて話を聞いた。
 
ジム初のベルトを手にした殿本
 5月、兵庫県三田市内で日本ユース・フェザー級タイトルマッチに挑んだ殿本が判定でジム初のベルトを手にした。誇らしげに胸を張ったリング上で大川会長代行は、「うちの興行をします、地元でやってみます」と声を弾ませた。あれから6ヶ月、大川会長代行は、「このジムを作った時の目標は『日本一のジムにすること』でした。まずは、殿本がチャンピオンになってくれたので、地元で興行が打ちたいと思い、ようやくここまで来ました」と笑顔を見せた。
右:大川和彦会長代行
 大川会長代行は「興行を開催するにあたっては、わからないことだらけだったので、周りのジムの方に色々と助けていただきました。本当に感謝しかないですね」と苦労を語り、西日本ボクシング関係者に感謝した。「地元開催なのでチケットの売れ行きに関してはなんとか形になってきたと思いますが、岸和田でボクシングの興行自体が初めてのようで、体育館のことや当日にならないと分からないことがたくさんあって不安しかないです」と話すが、終始笑顔で充実感を漂わせた。
ジム生え抜きの竹嶋海刀
 当日、セミファイナルで出場する、ジム創設以来6年通い続ける竹嶋海刀(21)は、「プロが僕1人の時もあったので、1人で練習する寂しさも知っています。ジムの初興行はうれしいです。地元でできるってほんまにうれしいですよ」と笑顔を見せた。「殿本さんに良い形でバトンを渡さないといけないのでプレッシャーはありますけど、しっかり練習もできているし、勝ちます」と意気込んだ。
12月14日(土) 岸和田市総合体育館サブアリーナ
 勝輝ボクシングジムの初イベント「KATSUKI PRODUCE Team 一丸」は12月14日(土)、ジムのある地元の岸和田総合体育館で開催される。岸和田市初のボクシングイベント、生のボクシングの迫力を感じてみてはいかがだろう。全試合熱戦は必至!
12月14日岸和田総合体育館でゴング