[前日計量]2019.11.18
フェザー級トーナメント注目の一戦!
左:竹嶋と右:渡部の好カード
日本フェザー級5位の渡部大介(28=ワタナベ)対OPBF東洋太平洋同級13位の竹嶋宏心(24=松田)の前日計量が18日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者が秤に乗った。試合は明日の19日に後楽園ホールで開催される「DANGAN230 はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント予選」のメインイベントで決行される。
明日が楽しみ
豊富なアマチュアキャリアを引っ提げプロに転向しここまで4戦全勝(3KO)をマークしている竹嶋は、リミットちょうどの57.1kgを測定すると、「ずっと相手のことを考えてきた。人生を懸けてボクシングをしているので明日は命を懸けて倒すだけ」と気合いの表情を見せた。
サクッと倒す
5戦目で後楽園ホール初登場となる竹嶋は、「中部にこんなヤバい選手がいるというのを見せたい。こんなところでコケるわけにはいかないのでレベルの差を見せる」と強気のコメントを残し会場を後にした。
完璧に仕上がった
一方、現在、引き分けを挟んで3連勝中の渡部は100gアンダーの57.0kgでパスした。昨年の2月からメンタルトレーニングをはじめ、さらに栄養士をつけているという渡部は、「減量方法も変えて、自分でも驚くような仕上がり具合」とコンディションの良さを強調すると、「相手の調子も良さそうなのでベストを尽くすだけ」と静かに闘志を燃やした。
渡部もKO宣言
竹嶋のKO宣言を聞いた渡部は、「テクニックがあり、ポイントを取るのは出場選手で一番上手いが、パンチがあるとは思えない」と意に介さず。「こっちが強いパンチを当てたら初回で仕留められる」と渡部もノックアウト勝利を約束した。