[海外試合結果]2019.11.16
WBA世界クルーザー級スーパータイトルマッチ
グラミリアンvsワッツ
フランス・パリのアコー・ホテル・アリーナで15日(日本時間16日)に開催されたWBA(世界ボクシング協会)クルーザー級スーパータイトルマッチ。スーパー王者アルセン・グラミリアン(フランス)が、スーパー王座の初防衛戦を同級11位カネ・ワッツ(オーストラリア)を相手に行った。
グラミリアンがKO勝利で初防衛
グラミリアンは同級暫定王座を昨年3月に獲得すると、同年10月のノンタイトル戦後にスーパー王者に格上げされた初防衛戦。初回からプレッシャーをかけ攻め込むグラミリアンは、世界初挑戦のワッツを守勢に追い込んだ。続く2回、3回も左右のパンチをドンドンと打ち込むグラミリアンのペース。そして4回1分が経過した頃、左ボディを受けたワッツは一呼吸を置いて膝をつくダウン。そのままカウントアウトとなり、グラミリアンが4回1分8秒KO勝利でスーパー王座の初防衛に成功した。
全勝をキープするグラミリアンの戦績は25戦全勝(17KO)。敗れたワッツは25戦21勝(13KO)4敗とした。
全勝をキープするグラミリアンの戦績は25戦全勝(17KO)。敗れたワッツは25戦21勝(13KO)4敗とした。
ソロがWBAスーパーウェルター級ゴールド王座初防衛
WBA世界スーパーウェルター級ゴールド王者のミシェル・ソロ(フランス)は、同級15位のセドリック・ビツ(フランス)を相手に初防衛戦。序盤はサウスポーのビツが足を使い、ソロがジャブから追う展開。4回に入ると次第にソロの攻勢で、ビツはロープに押し込まれる。そして迎えた5回、残り1分となるところでソロの連打でバランスを崩したビツをレフェリーが抱きかかえ試合終了。ソロが5回40秒TKO勝利でゴールド王座の初防衛に成功した。ソロの戦績は38戦35勝(24KO)2敗1分。敗れたビツは51戦47勝(19KO)4敗となった。