[海外試合結果]2019.11.3
アルバレスの4階級制覇挑戦
WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
注目のWBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級タイトルマッチが、2日(日本時間3日)に米国・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催。WBAスーパー&WBCフランチャイズ世界ミドル級統一王者サウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)が4階級制覇を目指し、王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)に挑んだ一戦は衝撃の結末を迎えた。
アルバレスが衝撃の一撃で11回TKO勝利
2階級を上げてライトヘビー級タイトルに挑んだアルバレスと、2度目の防衛に臨んだコバレフの身長差は10cm、リング中央で向かい合うと体格も一回り違った。
序盤はコバレフのジャブに対し、アルバレスは高いガードから素早く打ち返し対抗。コバレフは細かいコンビネーションを打ち込むと、アルバレスはプレッシャーをかけてはスピードあるパンチを当て中盤も一進一退となる。しかし終盤、徐々にパンチをコネクトさせるアルバレスは迎えた11回残り1分が過ぎると、右を当てた後にロープ際で左フックを効かせ、追撃の右ストレートを直撃させた。するとコバレフはロープにもたれ掛かるようにダウン、レフェリーは即試合をストップ。アルバレスが衝撃の11回2分15秒TKO勝利で4階級制覇を達成、10回までのスコアは96-94×2、95-95の2-0でアルバレスがリードしていた。
これでミドル級の2冠、WBA世界スーパーミドル級正規王座と合わせ、WBO世界ライトヘビー級タイトルも獲得し、3階級4本のベルトを同時に保持することとなったアルバレスの戦績は56戦53勝(36KO)1敗2分。競った内容もV2に失敗したコバレフは39戦34勝(29KO)4敗1分となった。
序盤はコバレフのジャブに対し、アルバレスは高いガードから素早く打ち返し対抗。コバレフは細かいコンビネーションを打ち込むと、アルバレスはプレッシャーをかけてはスピードあるパンチを当て中盤も一進一退となる。しかし終盤、徐々にパンチをコネクトさせるアルバレスは迎えた11回残り1分が過ぎると、右を当てた後にロープ際で左フックを効かせ、追撃の右ストレートを直撃させた。するとコバレフはロープにもたれ掛かるようにダウン、レフェリーは即試合をストップ。アルバレスが衝撃の11回2分15秒TKO勝利で4階級制覇を達成、10回までのスコアは96-94×2、95-95の2-0でアルバレスがリードしていた。
これでミドル級の2冠、WBA世界スーパーミドル級正規王座と合わせ、WBO世界ライトヘビー級タイトルも獲得し、3階級4本のベルトを同時に保持することとなったアルバレスの戦績は56戦53勝(36KO)1敗2分。競った内容もV2に失敗したコバレフは39戦34勝(29KO)4敗1分となった。