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[ニュース]2019.10.23

フィリピンの世界ランカーが大成ジムに移籍

レイ・ロレトと田中恒成
 WBA世界ミニマム級4位のレイ・ロレト(比/大成)が23日、兵庫県三田市内の大成ジムに移籍した。日本非公認団体だが、IBO世界ライトフライ級のタイトルを手にしたことがある実力者だ。レイは「心機一転、日本で頑張って世界チャンピオンになります」と気合いを入れた。すでに、世界3階級制覇王者の田中恒成(畑中)のスパーリング相手を務めるなど、精力的に練習に励んでいる。
 
元世界王者のレイ・ロレト
 レイは、39戦25勝(17KO)14敗でサウスポーの28歳。現WBA世界ミニマム級王者のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)とも世界戦で戦った経験がある。
日本で世界チャンピオンを目指す
 丸元会長は「レイは、かつて私が現役時代に指導してもらったジョベン・ジョルダートレーナーの教え子という縁もあり、フィリピン遠征の際はちょくちょく顔を合わせていました。今年の5月にジョベントレーナーと前マネージャーと話し合い、その後、レイが日本で世界チャンピオンを目指したいと言ってきました。軽量級ということもあり、努力次第ではチャンスを与えられるかもしれないと思い受け入れることにしました」と移籍の経緯を語った。日本のリングでの活躍に期待したい。