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[WBO-APランキング]2019.9.28

冨田大樹がLフライ級新王座に

初のタイトルを獲得した冨田
 WBO(世界ボクシング機構)アジアパシフィックの最新ランキングが28日に発表され、ライトフライ級の冨田大樹(ミツキ)が今月16日に山口隼人(三迫)との決定戦を制し空位の王座に就いたほか、日本勢はミニマム級15位に石澤開(M.T)、ライト級7位に柳達也(伴流)と2選手が新たにランク入りをはたした。
左:石澤と右:柳
 日本同級ユース王者の石澤は、今月21日に前WBOアジアパシフィック同級王者で13位の谷口将隆(ワタナベ)と来年の日本同級王座挑戦権を懸け熱戦を繰り広げたが、惜しくも判定で敗れ日本ランクは2位から5位に後退。しかしこの試合が評価され、今回のランク入りに繋がったようだ。
序盤はリードした村地だが最後はKO負け
 石澤vs谷口と同じリングでは、スーパーフライ級6位の村地翼(駿河男児)と2位フローイラン・サルダール(比)による王座決定戦が行われ、村地が8回TKOで敗退。サルダールが空位のスーパーフライ級王座に就き、村地は圏外に落ちた。
左:高橋と右:粕谷は転級
 また、スーパーバンタム級にランクされていた高橋竜也(ヤマグチ土浦)が今回バンタム級5位にランク。前回ライト級5位の粕谷雄一郎(角海老宝石)はスーパーライト級8位に入り、この階級は4位に細川バレンタイン、6位に今野裕介、7位に岡田博喜、11位にアオキクリスチャーノと角海老宝石勢が5人もひしめき合う形となった。現在空位の王座は、1位の井上浩樹(大橋)と5位ジェリッツ・チャベス(比)が12月2日に後楽園ホールで決定戦を争うことが決まっている。