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[海外ニュース]2019.9.24

10.26 井上尚弥に敗れたロドリゲスが再起戦

WBCバンタム級挑戦者決定戦
 バンタム級世界戦線で注目のカードが決まった。WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)同級準決勝で,WBA(世界ボクシング協会)スーパー&IBF(国際ボクシング連盟)王者の井上尚弥(大橋)に敗れた前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が、元WBA世界同級スーパー王者ルーシー・ウォーレン(米)と、WBC同級挑戦者決定戦として10月26日(日本時間27日)米国・ペンシルバニア州レディングのサンタンダール・アリーナで対戦する。
ロドリゲスvsウォーレン
 元世界王者同士として挑戦者決定戦を行う両選手はともに再起戦でもある。WBC5位に位置するロドリゲスは、今年5月に井上尚弥とグラスゴーで統一戦兼WBSS準決勝を迎えるも、3度のダウンを奪われ2回TKO負けでベルトを失った。対するWBC6位のウォーレンも、今年1月にWBC世界バンタム級王座決定戦を行い、現王者のナルディーヌ・ウーバーリ(フランス)に判定負けを喫している。
井上拓真vsウーバーリの勝者に挑戦
 ロドリゲスvsウォーレンの勝者は、11月7日さいたまスーパーアリーナで行われるWBC世界バンタム級王座統一戦、正規王者ウーバーリと暫定王者の井上拓真の勝者へ挑戦する運びとなる。
 バンタム級サバイバル戦はPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)のトリプルヘッダーの一角として開催される。同日のメインイベントはWBXスーパーウェルター級2位エリクソン・ルービン(米)vsWBC同級14位テレル・ガウシャ(米)によるWBC同級挑戦者決定戦。さらに元IBFライト級王者ロバート・イースターJr.(米)が、スーパーライト級10回戦でアドリアン・グラナドスと対戦する。