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[前日計量]2019.9.20

タイトル初挑戦の村地翼「しばき倒す!」

空位の王座を懸け激突
 WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級6位の村地翼(22=駿河男児)が、21日の後楽園ホールで同級2位フローイラン・サルダール(30=比)と空位の王座を争う。その前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、ともにリミットの52.1kgを一発でクリアした。
明日が楽しみと村地
 プロ5戦目で初のタイトル戦にアタックする村地は、100gアンダーの52kgでパス。アマチュアキャリア250戦、プロでは34戦30勝(21KO)3敗1分をマークし、現WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)、前WBO世界フライ級王者の木村翔(青木)とも拳を交えた格上のサルダールに対し、「キャリアは関係ない。サルダールの目を見ても強さを感じなかった。気持ちが弱いと思う」と強気に言い放った。
駿河男児ジム初の王者になる!
 続けて明日が待ちきれないといった様子で、「木村さんとの試合を見て腹が弱いと思った。前半からプレッシャーを掛け、ボディを効かし心を折りたい。バシッと倒してやる!」と力強くKOを宣言した。
キャリアの差を見せつける
 一方、WBO世界同級12位にもランクされるサルダールは200gアンダーの51.9kgで秤を降りると、勢いのある日本のホープについて、「見た目が普通で怖さは感じない。自分とはキャリアが違う」とその印象を語り、「明日は全力で戦い、必ず勝つ」と自信を示した。