[ニュース]2019.9.14
ロバート山本がレフェリーを目指す
レフェリー研修を始めた山本さん
お笑い芸人のロバート山本さん(40)がレフェリーを目指し、日本ボクシングコミッション(JBC)の研修をスタートさせた。山本さんはバラエティ番組の企画で08年にC級ライセンスを取得。14年11月にライセンス失効前の36歳でデビューをはたし、ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)と対戦し4回TKO勝ちを飾った。この1戦でグローブを吊るした山本さんだが、その後、所属先のイマオカジムでトレーナーライセンスを取得し、グローブからミットに持ち替えボクシングを続けていた。
真剣な表情でリングを見つめた
今回、JBCの誘いを受けレフェリー・ジャッジ研修を受けることを決めた山本さんは、13日に後楽園ホールで開催された「FUJI BOXING A-sign.Bee 22」でリングサイドの役員席に座り試合を観戦。真剣な眼差しで選手と主審の動きを追い続けた。
またあのリングに上がりたい
イベント終了後に山本さんを直撃すると、「あの距離で初めて試合を見たので圧倒されましたが、なるべくレフェリーの動きなど細かく見るように努めました。まずは研修でしっかりと学び、次世代のレフェリーとしてボクシング界に必要とされる存在になりたい。それが僕の次の目標。あのリングに再び上がれるよう頑張りたい」と抱負を語ってくれた。
5年前のジロリアン戦
山本さんは今月20日に同会場で行われるジロリアン陸vs松澤拳(宮田)戦にも研修生として訪れる予定で、「陸を近くで見届けたい」とコメント。忙しい合間をぬっての研修となるが、早ければ来年にもその姿がリングで見られそうだ。