[発表会見]2019.9.11
井上浩樹「ベルトと世界ランクをもらう」
井上は2本目のベルト獲り
日本スーパーライト級王者の井上浩樹(27=大橋)が11日、横浜市内の所属ジムで会見を開き次戦を発表した。井上は、12月2日(月)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」で空位のWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座を同級7位のジェリッツ・チャベス(27=比)と争う。日本王座に続く2本目のベルトを狙う井上は、「勝てば世界ランキング入りも見えてくるので、何がなんでも勝ちたい」と意気込みを口にした。
大きなチャンスになる
会見に同席した大橋秀行会長は、「12月初旬に東京でWBO総会があり、関係者がたくさん来るので勝って世界ランキング入りをアピールしてほしい。浩樹にとって大事な試合になる」と期待を寄せた。
面白い試合をしたい
対戦相手のチャベスは戦績14戦9勝(7KO)3敗2分のオーソドックススタイルのハードパンチャーで、17年6月に元世界ランカーの岡田博喜(角海老宝石)、さらに18年5月には内藤律樹(E&Jカシアス)の持つOPBF同級王座に挑戦した。いずれの試合も判定負けを喫したが、内藤からは2度のダウンを奪い健闘した。
11月7日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催されるWBSS決勝戦で井上尚弥(26)と拳を交えるノニト・ドネア(36)もフィリピン人。井上家とフィリピン勢による全面対決ともなるが、「気を緩めず相手にプレッシャーをかけ続けて、できれば倒して勝ちたい」と必勝を誓った。
11月7日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催されるWBSS決勝戦で井上尚弥(26)と拳を交えるノニト・ドネア(36)もフィリピン人。井上家とフィリピン勢による全面対決ともなるが、「気を緩めず相手にプレッシャーをかけ続けて、できれば倒して勝ちたい」と必勝を誓った。
来年の終わりには世界戦をしたい
11月に世界戦を控える井上兄弟の練習を間近で見ている浩樹は、「試合が近いということで2人ともピリついている。僕が足を引っ張らないように集中して練習することによって、レベルアップにつながる」と話し、刺激を受けている様子。井上兄弟とともに今月中旬から走り込み合宿に参加し、10月からスパーリングに入る。