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[引退試合・引退式]2019.9.1

森崎正人が大阪で引退試合

引退試合で岸根と打ち合った森崎
 日本タイトル挑戦経験もある元日本スーパーフライ級14位の森崎正人(アポロ)が1日、大阪市内の淀川区民センターで開催された「APPOLO KO LIVE」のセミファイナルで引退試合を行った。3年ぶりのリングはバンタム級6回戦で岸根知也(ミツキ)と拳を合わせた森崎。思いきりの良い右を見せ多くのファンに別れを告げた。
 
最後までファイティングスピリットを見せた
 3年ぶりのリングで引退試合に臨んだ森崎は、開始からワンツーで軽快な動きを見せると岸根も左右のフックで応戦する。だが、森崎は左肩を痛めたか、中盤からは右のカウンターのみのボクシングとなってしまい4ラウンドにダウン。判定負けでラストファイトを飾ることができなかった。生涯戦績18戦11勝(6KO)6敗2分。
 
度紀嘉男会長
 引退式で度紀嘉男会長は、「1ラウンドに肩が外れたのですが、引退試合ですし、最後までやらせました。ご理解ください。森崎は顔はいかついですが、優しい男です。応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」と多くの応援に感謝した。
森崎正人(アポロ)
  続いて森崎は「勝って終わりたかったですが、ボクシングは甘くなかったです。この試合が決まって2ヶ月間、本当に充実していました。ボクシングって良いなってずっと思いながら練習できました。今日は淡路島から多くの方に来ていただきありがとうございます。形ある終わり方をしたかったので引退試合をさせていただき、悔いはありません。10年間、勝った時も負けた時も変らず応援していただき、ありがとうございました」と挨拶した。
日本タイトル挑戦の勇姿
    10年間、お疲れ様でした。