[会見]2019.8.26
11.7 井上拓真の統一戦が決定
11.7は兄とダブル世界戦
WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級決勝での対戦を控えたWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26=大橋)と5階級制覇王者でWBA世界バンタム級スーパー王者ノニト・ドネア(36=比/米)が26日、東京ドームホテルで会見を開き、11月7日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催すると正式に決まった。会見では大橋秀行会長より、アンダーカードでWBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(23=大橋)と正規王者ノルディ・ウーバーリ(33=仏※16戦16勝12KO)の統一戦が行われると発表された。
兄と一緒に出場できるのは嬉しい
会見に同席した井上拓真は、「ようやく決まった。兄弟で世界戦のリングに立てることが楽しみだし、負けられない。ウーバーリは好戦的で技術もある過去最強の相手。簡単にはいかないと思うが、11月7日は兄弟揃って勝利したい」と意気込み、兄弟でのバンタム級3団体制覇を誓った。
どんな形でも勝ってほしいと尚弥
兄の尚弥も「自分の試合より緊張する。判定でもKOでもとりあえず勝ってくれれば何でもいい」と弟にエール。「試合に向け出稽古もしたい。デビュー当時の感覚を兄弟で取り戻したい」と話した。
久しぶりに二人で出稽古もしたい
また、サウスポーのウーバーリ対策を聞かれた拓真は、「だいぶ左に慣れてきたので苦手意識はない。いろんなイメージをしているし、やりたいことも少しずつ出来るようになってきたので良い感じ。どんな展開になっても自分のやることをやるだけ」と自信を示し、「兄の前座でプレッシャーを感じると思うが、(さいたまスーパーアリーナは)初めてやる場所なので、雰囲気も楽しみたい」と心を躍らせた。