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[公開練習]2019.8.20

ゴンサレス「スピードもインテリジェンスも私が上」

ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)
 WBO世界フライ級王者の田中恒成(畑中)に挑戦する同級1位のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が20日、名古屋市内の畑中ジムで練習を報道陣に公開した。練習前に会見を開いたゴンサレスは「タナカのスピードより私の方が早いしインテリジェンスも私の方が上だ」と自信に満ちたコメントを残した。試合は8月24日(土)、武田テバオーシャンアリーナで開催される。放送は午後4時からTBS系列で全国放送。
父でトレーナーのルイス氏とゴンサレス
 練習前に会見に臨んだゴンサレスは「日本は皆とても親切で名古屋にも良い印象がある」と初来日の感想を語ると「日本に来て4日目だが調整もうまくいっているし、体重も全く問題ない」とアウェイの最終調整にも不安はない。プエルトリコではカジノのディーラーとして働いているというゴンサレスは「是非、プエルトリコのカジノにも遊びに来てくれ」と宣伝も忘れなかった。
田中より私はスピードがある
 「タナカは、この階級では最高の選手だ。そのチャンピオンに挑戦できることを誇りに思うし、感謝している。ただ、スピードもボクシングにおけるインテリジェンスも私が上だ。24日の試合でそれを証明するので楽しみにしてほしい」と自信のコメントを語った。
約1時間しっかり汗をかくゴンサレス
 練習に入ったゴンサレスは、10分間のシャドーボクシングからロープ飛びを10分間。父親でトレーナーのルイス氏(57)を相手に5ラウンドのミット打ち。さらに10分間のバック打ちを披露し約1時間の練習を終えた。大粒の汗をかくゴンサレスは集まった報道陣に「暑い中ありがとう。私が勝ったらみんなにビールをおごる」と約束し、報道陣の笑いを誘うと、笑顔で宿舎に戻った。
 
練習を見守った畑中清詞会長
 練習を見守った畑中清詞会長は「右が強いな、ジャブもフックも力がある。ただ左ストレートは恒成の方が数段早い。まあ、大丈夫じゃないかな」と自信を見せた。
体重も後1kgと調整も順調
 練習後、体重を測ったゴンザレスは現在51.7kg。フライ級リミットの50.8kgまで後900gとなったゴンサレスは「今日は少し食べて、ゆっくり寝るよ」と宿舎へ戻る前に予定を変更してお気に入りのファミリーレストランへ向かった。