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[立ち話]2019.8.15

RK蒲田の若武者がユース王座を狙う

左:芝 右:石川
 日本ユース王座戦に出場する日本ライトフライ級9位の芝力人(23=RK蒲田)と2018年東日本バンタム級新人王の石川春樹(19=RK蒲田)がベルト獲得に向けて調整している。
  石川は、8月27日(火)に後楽園ホールで開催される「DANGAN」日本ユース・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で高田篤志(22=J中津)と、芝は9月13日(金)に後楽園ホールで開催される「A-signBee.22&大和魂」日本ユース・ライトフライ級王座決定戦で川畑嗣穂(23=ワタナベ)と対戦する。14日、所属ジムで大粒の汗を流していた2人に話を聞いた。
力の差を見せたいと石川
 試合を2週間後に控えた石川は父である洋トレーナーから「相手は九州から負けに来るわけじゃないぞ!」と発破をかけられ、徹底的に追い込んでいた。石川は、「ユース王座は一番最初に欲しかったベルト。相手はサウスポーだが初めて負けた相手が左利きだったので、勝って苦手を克服したい」と話すと、「9月に川崎さん(川崎真琴)が日本王座戦、芝さん(芝力人)が日本ユース王座戦とタイトル戦が続いているので、まずは自分が先陣を切りたい」とKO決着を約束した。
ここではつまずいていられない
 芝は南京都高校(現京都廣学館)、近畿大学ボクシング部出身でアマチュア51戦のキャリアを引っ提げプロに転向。当初は7月27日(土)に日本ユース王座決定戦を行う予定だったが、相手のケガで試合は中止となり、対戦相手を変えて仕切り直しの一戦を迎える。ここまで3戦全勝の芝は、「相手はサウスポーだがアマ時代から得意。まとまったタイプなので戦いやすい」。「この試合は通過点中の通過点。レベルの違いを見せて勝ちます」と勝利に絶対の自信を示した。