[立ち話]2019.8.14
山内涼太「前回の経験を活かして勝つ」
試合を控えたホープの山内をキャッチ
世界ランカーとのノンタイトル8回戦を9日後に控えるOPBF東洋太平洋フライ級5位、日本同級11位の山内涼太(24=角海老宝石)が順調な調整を続けている。
今年3月に中国・上海でWBA世界同級3位のウラン・トロハツ(中国)と空位のWBAインターナショナル・フライ級王座を争い、フルラウンドの激闘の末に判定で初の黒星を喫した山内は、8月23日(金)に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のセミファイナルでWBA世界フライ級13位、サウスポーのアルフォイ・ダガイロアン(27=比)と対戦する。
今年3月に中国・上海でWBA世界同級3位のウラン・トロハツ(中国)と空位のWBAインターナショナル・フライ級王座を争い、フルラウンドの激闘の末に判定で初の黒星を喫した山内は、8月23日(金)に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のセミファイナルでWBA世界フライ級13位、サウスポーのアルフォイ・ダガイロアン(27=比)と対戦する。
今年3月のトロハツ戦は良い経験になった
山内は2戦続けての世界ランカーとの対戦に向け、「日本でやれるのは嬉しいが、負けたばかりの自分にジムがチャンスをくれたのでここを勝たないと意味がない。前回12ラウンドを戦いきった経験を活かし、しっかりとした内容で勝ちたい」と抱負を語った。
上のふたりに早く追いつきたい
また、プロ6戦のうち2戦2勝の成績を収めているサウスポーには「苦手意識はまったくない」と自信を示し、同じ階級で同門の阪下優友(28)が今年5月にWBOアジアパシフィック王座を獲得、粉川拓也(34)が同じ日のメインでOPBF東洋太平洋王座に挑むとあって、「刺激を受ける。粉川さんにも獲ってもらい、僕もレベルを上げてタイトル挑戦がいつきてもいいように準備したい。それためにもまずは目の前の試合をクリアし、ジムに認めてもらわないと」と意気込んだ。ジム内での熾烈な競争が山内の向上心を駆り立てているようだ。