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[海外ニュース]2019.8.14

メキシコ独立記念日にムンギアのV5戦が決定

ムンギアvsアロティ
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が、メキシコ独立記念日にあたる9月14日(日本時間15日)に5度目の防衛戦を行うことが決まった。米国・カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、同級12位のパトリック・アロテイ(ガーナ)を迎える。
今年のメキシコ独立記念日の目玉
 ムンギアは当初、元世界2階級制覇王者ジェシー・バルガス(米国)との対戦交渉を行い、金銭面はクリアするも、体重での折り合いがつかず頓挫していた。その後、対戦相手として米国2度目の登場となるアロティに、白羽の矢が立てられた。
 今年4月にデニス・ホーガン(英)の指名挑戦を受けたムンギアは、辛くも2-1の判定勝利で4度目の防衛に成功。今年1月に行われた井上岳志(ワールドスポーツ)戦と連続で判定決着なだけに、お祭り気分となるメキシカンからはKOの期待がかかる。対するアロティはガーナを主戦場として、現在6連勝中と勢いに乗って今回の世界初挑戦に挑む。
次世代メキシコ・スター候補ガルシアも登場
 このメキシコ独立記念日のプロモーターを務めるGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)の秘蔵っ子であり、WBAライト級5位までランクを上げたライアン・ガルシア(米)もアンダーカードで登場。ここまで18戦全勝(15KO)の21歳は、そのアイドルのようなルックスも手伝い、GBPのプロモーター、オスカー・デラホーヤ氏の系統を次ぐNEXTメキシコ・スター候補に上げられている。今回の試合はアベリー・スパロー(米)と、ライト級10回戦を行うことになった。