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[ニュース]2019.8.13

藤本京太郎が1年ぶりにファイト

前戦で迎えたタイ人が相手
 WBOアジアパシフィック・ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(33=角海老宝石)の1年ぶりとなる試合が決まった。日本・アジアヘビー級3冠の藤本は、先月20日付けで3度防衛した日本王座と4度防衛したOPBF王座の2本のベルトを返上。世界戦のオファーを待ち続けるなか、昨年9月に対戦したOPBF東洋太平洋同級13位スタット・カラレック(24=タイ)と10月21日(月)の後楽園ホールでノンタイトル8回戦を行うことになった。
藤本は我慢の日々が続く
 ヘビー級日本初の世界チャンピオンを目指す藤本には、昨年から今年にかけていくつかビッグマッチの声も掛かったが、決まりかけては消滅し、我慢の日々が続く。藤本自身もこの現状に「相手が強い弱い関係なく、気持ちが上がらないのでモチベーションの維持が本当に難しい。我慢です」と心情を吐露している。今はこの鬱憤を前回、6ラウンド終了TKOで葬りさったカラレックにぶつけるしかない。
アオキと永田の剛腕対決は注目
 この日のイベントは、WBOアジアパシフィック・フライ級王者の阪下優友(28=角海老宝石)が同級4位の望月直樹(25=横浜光)を迎えての初防衛戦をメインに、セミファイナルには日本スーパーライト級1位のアオキ・クリスチャーノ(30=角海老宝石)と日本同級2位の永田大士(29=三迫)の強打者同士による日本同級王座挑戦者決定戦がセット。いずれもKO決着必至の激闘が期待できそうだ。