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[ニュース]2019.8.1

松田恵里の日本王座V1戦決定

モンブランを迎えV1戦
 日本・OPBF東洋太平洋女子アトム級王者の松田恵里(25=TEAM10COUNT)の日本初防衛戦が決定。9月12日(木)に後楽園ホールで開催される女子イベント「Victoriva.5」で同級2位のモンブランみき(26=Reason押上)を挑戦者に迎えことになった。
3月の鈴木菜々江戦
 松田は昨年12月に大阪でアタックしたOPBFアトム級王座決定戦で慶美奈代(真正)を判定で下し、男女合わせ日本最速のプロ2戦目でタイトルを獲得。今年3月には後楽園ホールで日本王者の鈴木菜々江(シュウ)と統一戦を行い、パワーとフィジカルで上回るかと思われた鈴木を相手の土俵で完封し、王座統一をはたした。
成長した姿を見せる
 今回、モンブランがA級に昇格していないため、OPBF王座は懸けられないが、松田は初防衛戦に向け「前回の試合の後からトレーナーでもある会長、コンディショニングトレーナーでもある父と、様々なトレーニングをしてきたので進化した松田恵里をお見せします。圧倒的な内容で勝ちます!」と必勝を誓った。
モンブランは果敢にアタックしたい
 対し、元陸上自衛隊員のモンブランは17年5月にデビューし、ここまで7戦4勝(1KO)2敗1分をマーク。打ち合いを厭わない積極的な攻撃を見せる一方、最近は左を軸に出入りでリズムを掴むなど成長が著しい。スピードとパワーを兼ね備えたアマエリートの松田にタイトル初挑戦のモンブランがどこまで肉薄するのか――。2分6ラウンドで行われる試合だけにスピード勝負は避け、序盤から積極的に圧力を掛けつつカウンターを狙っていきたい。