[月間賞]2019.7.13
35秒KOの栗原慶太「MVPを狙っていた」
左から安藤、栗原、松永
東日本ボクシング協会選考の5月度月間賞の表彰式が12日、後楽園ホールで開催された「A Sign Bee.21女子世界戦」のリング上で行われ、MVPのOPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)、敢闘賞の日本スーパーウェルター級新王者の松永宏信(横浜光)、そして新鋭賞の安藤暢文(高崎)に月間賞選考委員会の片渕剛太委員長より賞状と記念品が贈られた。
マグレじゃないと証明する
5月14日のウェルター級6回戦で、元日本同級王者の有川稔男(川島)に3回KO勝ちのアップセットが評価された安藤は、「選んで頂いた勝利がマグレだと言われないよう、これからも励んでいきたい」とコメント。安藤はノーランクから一気に8位にランクされ、今後は狙われる立場で上位進出を目指す。
MVPを取り損ねましたと松永
また、5月10日に栗原の前座で行われた日本スーパーウェルター級タイトルマッチで、新藤寛之(宮田)を6回終了TKOで破り、王座奪取に成功した松永は、「MVPだと思っていましたが、栗原選手にすべて持って行かれました(笑)。今度は僕もMVPを取れるように精進する」と誓った。
栗原は次もMVPを狙う
最後に、苦戦が予想されていた世界挑戦経験者のOPBF同級8位ワルリト・パレナス(比/森岡)を右フックでなぎ倒し、35秒KO勝ちで初防衛に成功した栗原は「このMVPを狙っていたので凄く嬉しい」と満面の笑みで喜び、「また次回もMVPを取れるように頑張る」と抱負を語った。