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[発表会見]2019.7.8

冨田大樹「マタドールになる」

奥田朋子と冨田大樹
 WBOアジアパシフィック・ライトフライ級1位の冨田大樹(ミツキ)と日本女子バンタム級1位の奥田朋子(ミツキ)が8日、堺市内のジムで次戦の発表会見を行った。2人は9月16日(月)に大阪府堺市立大浜体育館で開催される「ミツキ杯 強拳ステージ.16」でタイトルに挑む。冨田は空位のWBOアジアパシフィックライトフライ級王座を同級5位の山口隼人(三迫)と、奥田は同じく空位の日本女子バンタム級王座を谷山佳菜子(ワタナベ)とそれぞれ争うことが発表された。また、この日は日本ライト級15位の脇田将士(ミツキ)が日本ユース・スーパーフェザー級トーナメント出場が決まり意気込みを語った。
 
中村喜吉治会長
 会見の冒頭、中村喜吉治会長は「9月16日、ミツキボクシングジム10周年記念の試合を堺市の大浜体育館で行います。メインイベントは冨田がWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王座決定戦、奥田が日本女子バンタム級王座決定戦、また、脇田が日本ユース・スーパーフェザー級トーナメントに出場することになりました。この3人がタイトルを獲りさらに堺市を盛り上げていきたいと思います」と、試合の詳細を発表した。
冨田大樹
 続いてタイトル挑戦が決まった冨田は、「山口選手は弾丸小僧と呼ばれているみたいですが、僕は闘牛士になろうと思います。相手の突進をヒラリヒラリとかわしてマタドールのように戦います。圧勝したいと思っています。必ず勝ちます」と必勝を宣言。
奥田朋子
 初のタイトル挑戦が決まった奥田は、「ボクシングを30歳で初めて現在36歳になりました。怒られるかもしれませんが、ベルトというよりはそれを獲ったことで周りの方々が喜んでくれたり元気になってくれるなら、ツールとして是非獲りたいと思っています。応援よろしくお願いいたします」とキャリア6年目での挑戦に意気込んだ。
 
脇田将士
 最後に、日本ユース・スーパーフェザー級トーナメントに出場することが決まった脇田は、「去年はライト級でトーナメントにエントリーして初戦敗退しました。今年は1階級落として、やりたい階級でエントリーしました。どんな相手でもかかってこいという感じです。僕のボクシングを貫いて勝ちたいと思います」と意気込んだ。
 
ミツキジムが9月に10周年記念試合