[東京五輪]2019.7.3
日本代表選考にボックス・オフが導入
全日本選手権は絶対重要
国内の通称「アマチュアボクシング」を統括する日本ボクシング連盟は、3日、2020年東京五輪のボクシングに日本代表選手を決めるまでの、男子に関する要項をプレスリリースとして発信した。今回は男子に4階級、女子に2階級の開催国枠があるのが特徴で、12月には、敗者復活戦を踏まえたボックス・オフ制度も設けられている。ボクシングに限らず、プロスポーツ経験者による挑戦も注目の一つだ。
国内から五輪の道のりは険しい
1)東京五輪代表決定に係る大会について
【2019世界ボクシング選手権】
期間:2019年9月7日~2019年9月21日
場所:エカテリンブルグ(ロシア)
※メダルを獲得した選手が、全日本選手権で敗れた場合、12月に実施するボックス・オフの出場権を与える。
【第89回全日本選手権】
期間:2019年11月20日~2019年11月24日
場所:阿久根総合運動公園総合体育館(鹿児島)
【アジア・オセアニア予選及び最終予選日本代表決定戦(ボックス・オフ)】
期間:2019年12月12日
場所:墨田区総合体育館(東京)
2)2019年第89回全日本選手権大会の開催について 重要
2019年6月26日のIOC総会において、ボクシング競技の開催(五輪階級含む)が正式決定された。しかし、都道府県連盟における全日本選手権大会予選はすでに開始され、現行階級にて行われている。したがって、下記の通り全日本選手権大会を開催する。
ア.全日本選手権大会都道府県大会終了後、各ブロック予選に向けて、希望階級(49kg・52kg・57kg・60kg・63kg・69kg・75kg・81kgは五輪階級)にて申請する。
イ.各ブロック大会は五輪階級を含めた49kg・52kg・57kg・60kg・63kg・69kg・75kg・81kgの8階級で実施する。(都道府県大会は現行階級で実施し、ブロック大会から実施する)
ウ.日本連盟推薦選手については、全国大会申し込み時に希望階級を申請する。
エ.五輪階級以外の49kg・60kgを選択し、当該階級で優勝した場合、五輪代表選手の選考には含まない。
オ.全日本選手権大会にて各階級優勝者8名を決定する(内、五輪階級は6階級)
上記の点を考慮し、2019年第89回全日本ボクシング選手権大会の実施要項は次の通りとする。
3)日本代表の決定
イ.2019世界選手権のメダリストと全日本選手権優勝者が異なる場合、大会終了後、2週間以内に2019世界選手権大会メダリストと全日本選手権優勝者によるボックス・オフを実施し、日本代表を決定する。
ロ.全日本選手権大会で五輪階級にて優勝した者または、その後のボックス・オフにおいて勝利したの者をアジア・オセアニア予選及び世界予選の代表とする。
ハ.アジア・オセアニア予選及び世界最終予選で五輪出場枠を獲得した選手を五輪代表選手に正式決定する。
【最終決定】
・予選にて自力で枠を獲得した選手が日本代表として決定する。
・予選にて自力で枠を獲得できなかった場合は、次の通りとする。
①予選にて最上位に進出した選手を最優先とする。
②強化委員会が自国枠出場選手を選出し、理事会及び選手選考委員会の承認を得る。
【2019世界ボクシング選手権】
期間:2019年9月7日~2019年9月21日
場所:エカテリンブルグ(ロシア)
※メダルを獲得した選手が、全日本選手権で敗れた場合、12月に実施するボックス・オフの出場権を与える。
【第89回全日本選手権】
期間:2019年11月20日~2019年11月24日
場所:阿久根総合運動公園総合体育館(鹿児島)
【アジア・オセアニア予選及び最終予選日本代表決定戦(ボックス・オフ)】
期間:2019年12月12日
場所:墨田区総合体育館(東京)
2)2019年第89回全日本選手権大会の開催について 重要
2019年6月26日のIOC総会において、ボクシング競技の開催(五輪階級含む)が正式決定された。しかし、都道府県連盟における全日本選手権大会予選はすでに開始され、現行階級にて行われている。したがって、下記の通り全日本選手権大会を開催する。
ア.全日本選手権大会都道府県大会終了後、各ブロック予選に向けて、希望階級(49kg・52kg・57kg・60kg・63kg・69kg・75kg・81kgは五輪階級)にて申請する。
イ.各ブロック大会は五輪階級を含めた49kg・52kg・57kg・60kg・63kg・69kg・75kg・81kgの8階級で実施する。(都道府県大会は現行階級で実施し、ブロック大会から実施する)
ウ.日本連盟推薦選手については、全国大会申し込み時に希望階級を申請する。
エ.五輪階級以外の49kg・60kgを選択し、当該階級で優勝した場合、五輪代表選手の選考には含まない。
オ.全日本選手権大会にて各階級優勝者8名を決定する(内、五輪階級は6階級)
上記の点を考慮し、2019年第89回全日本ボクシング選手権大会の実施要項は次の通りとする。
3)日本代表の決定
イ.2019世界選手権のメダリストと全日本選手権優勝者が異なる場合、大会終了後、2週間以内に2019世界選手権大会メダリストと全日本選手権優勝者によるボックス・オフを実施し、日本代表を決定する。
ロ.全日本選手権大会で五輪階級にて優勝した者または、その後のボックス・オフにおいて勝利したの者をアジア・オセアニア予選及び世界予選の代表とする。
ハ.アジア・オセアニア予選及び世界最終予選で五輪出場枠を獲得した選手を五輪代表選手に正式決定する。
【最終決定】
・予選にて自力で枠を獲得した選手が日本代表として決定する。
・予選にて自力で枠を獲得できなかった場合は、次の通りとする。
①予選にて最上位に進出した選手を最優先とする。
②強化委員会が自国枠出場選手を選出し、理事会及び選手選考委員会の承認を得る。