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[東京五輪]2019.7.1

佐藤幸治が復活!松田玲奈も正式選手に

古巣の日大に所属するプロ世界戦経験者
 2020年東京五輪も意識したアマチュアボクシングへの選手登録を、高山勝成(36=名古屋産業大)のようにスポーツ仲裁機構に申し立てしたメンバー以外では、プロスポーツ経験者で初めて、2選手に登録が認められたと、日本ボクシング連盟は公式ウェブサイトで発表した。その1人である元プロ日本&東洋太平洋ミドル級王者の佐藤幸治(38=日本大OB)は、6月30日、初陣となる全日本選手権・東京都予選に朝鮮大学で臨んだ。
20歳若い須永を攻略した佐藤
 佐藤は昨年のインターハイと国体少年の部で優勝している須永大護(東洋大学)に2-1でポイント勝ち。初回に右クロスカウンターを被弾してあわやノックダウンのピンチを作ったが、ゴングに救われて最終回に挽回した。東京・小平の会場には山中慎介氏や松田直樹氏、内山高志氏といったかつて同じ練習環境にいたビッグネームも応援に駆けつけ、歴史的な勝利を祝福した。
17歳から格闘技経験を持つ松田
 佐藤と同じく選手登録を認められた松田玲奈(24=葛飾クラブ)は元WBKF(世界雪豹キックボクシング連盟)女子フライ級王者。松田は「3年以上前から参加できると信じて、ボクシングに専念して来た。東京五輪の開催に向けて、強い選手が集まる舞台だと思って、この路線変更を選んだ」と参加に意欲を示した。