[前日計量]2019.6.30
東西ホープランカー対決
左:溜田と右:テイルはKO決着が濃厚!
WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級7位、日本フェザー級14位の溜田剛士(25=大橋)と日本スーパーバンタム級15位テイル渥美(26=渥美)が、1日に後楽園ホールで開催される「フェニックス・バトル」のセミファイナルで激突する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともフェザー級リミットの57.1kgで一発クリアした。
KOで勝つと溜田
日本上位ランク復帰を目指す溜田は、「好青年で良い人そう」とテイルの第一印象を話すと、「恐らく相手は向ってくると思うが、僕も下がって勝てるような技術は持ち合わせていない。お客さんに楽しんでもらえるような試合を見せたい」と意気込んだ。
テイルは初のホール参戦
一方、15年に日本のジムに移籍して以来8勝(6KO)1敗の戦績を残す韓国出身のテイルは、30歳までに兵役の義務を課せられているため、ボクシングを続けられる年数が限られている。そのため「後がない。もう負けられない。30歳までに何かしらのタイトルがほしい」と正念場の一戦に向け拳を握った。
破壊力に定評のある溜田と、左フックの切れ味に自信を示すテイルの対戦。ともに好戦的な選手だけに、スリリングな打ち合いが見られそうだ。
破壊力に定評のある溜田と、左フックの切れ味に自信を示すテイルの対戦。ともに好戦的な選手だけに、スリリングな打ち合いが見られそうだ。