[来日会見]2019.6.28
新しいロブ・ブラントを見せる
王者ブラントが来日
前WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者の村田諒太(33=帝拳)の挑戦を受ける現王者ロブ・ブラント(28=米)が28日に来日し、成田国際空港で会見に臨んだ。7月12日(金)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で2度目の防衛戦を行うブラントは、日本の気候と時差に慣れるために2週間前に来日、「ラスベガスで8週間トレーニングしてきて万全の準備をしてきた」と王座防衛に自信を示した。
長旅にも笑顔を見せた
この日はエディー・ムスタファ・ムハマドトレーナー、ネイト・ピピヒーンアシスタントコーチ、ミッシェル・インゲルス栄養士、ティファニー夫人を引き連れて日本へやってきたブラント。試合が近づくに連れてサポートメンバーは増えていき、スパーリングパートナーも来日させるという。
対応力がポイントになる
取材に応じたブラントは、「前回は1200発以上のパンチを出したが、今回も同じくらいかそれ以上のパンチを出す。村田は対策してくると思うが、それにどれだけ早く対応できるかが勝利への鍵となる。今回は皆さんにまだ見せていない面を見せる。それは12日のリングで見せるよ」と不敵な笑みを浮かべた。
紳士な対応を見せたブラント
アウェーでの防衛戦にも「場所がどこでもリングに上がれば、自分と相手とレフェリーの3人しかいない。リングに上がればそれが私のホームだ」とジッと一点を見つめて答えると、「1度勝っているからといって油断はしない。ベルトよりも村田のホームで戦って勝つことが重要だ。ゴングが鳴ったら良い試合をしよう」とクリーンファイトを誓った。