[試合後談話]2019.6.16
竹本雄利が地元和歌山で凱旋試合
キキ・マルシアノと竹本雄利
18年度全日本新人王で日本フェザー級16位の竹本雄利(クラトキ)が16日、地元和歌山で開催された「紀の国KOボクシング25」のメインイベントでインドネシアフェザー級8位のキキ・マルシアノを迎えて58kg契約8回戦で拳を合わせた。
地元で完勝した竹本
試合は竹本が地元和歌山でスピードとパワーを見せつける結果となった。開始からワンツーでリズムを作った竹本は、落ち着いてマルシアノのフックをガードすると左ストレートを上下に散らした。すると1ラウンド中盤、左ストレートをボディに決めた竹本がダウンを奪い、さらに左フックと左ボディで2度のダウンを追加してTKO勝利。完勝で地元和歌山のファンに強烈な印象を残した。
宣言通りの1ラウンドKO
試合後、竹本は「地元で勝ててホッとしています」と笑顔を見せると、「8ラウンドも経験していませんし、まだまだですね。これからはランカーの強い選手と対戦したいです」と先を見据えた。
原田哲也会長
この快勝に原田哲也会長は「今日は地元和歌山でメインでのお披露目でしたから勝ててよかった。一つひとつ自分の力で上がって行かなきゃいけない世界だからね。期待しているし、和歌山の地元の皆さまで応援していただきたい。よろしくお願いします」と語った。
和歌山から世界へ