[ニュース]2019.6.14
OPBF王座決定戦は元王者対決!
返り咲きを目指す細川と太尊
第51代OPBF東洋太平洋ミドル級王者の野中悠樹(井岡弘樹)が先日、世界挑戦に集中するために返上した王座を、第50代王者(前王者)で現OPBF3位の細川チャーリー忍(金子)と第48代王者の太尊康輝(角海老宝石)が争うことになった。14日に角海老宝石ジムが発表したもので試合は7月9日(火)、後楽園ホール開催の「ゴールデンチャイルド」のメインで行われる。
前戦で41歳のサウスポー野中に敗れた細川
細川は昨年9月の挑戦で秋山泰幸(ワタナベ)を11回TKOで破り、OPBFとWBOアジアパシフィック・ミドル級王座を獲得。しかし今年2月、サウスポー野中を迎えた初防衛戦で序盤にダウンを奪われ判定負けを喫し2冠を失った。細川陣営は当初、野中とダイレクトリマッチも計画していたが、野中がOPBF王座を返上したため、今年4月の移籍初戦に勝利したOPBF9位の太尊にターゲットを変更。2戦続けての対サウスポーが吉と出るのか、凶と出るのか注目したい。
太尊は今年4月、1年4ヶ月ぶりに再起
一方、太尊は移籍2戦目で巡ってきたビッグチャンス。190cmの長身から打ち下ろす左ストレートが最大の武器だが、課題はディフェンスと集中力。細川は勢いづかせると厄介な相手なだけに、この課題を移籍先でどう修正したのか、こちらも気になるところだ。
竹迫vs加藤Ⅱの勝者と指名試合が義務付けられた
なお、OPBFはこの試合を決定戦に承認すると同時に、新王者には8月3日に予定される日本同級タイトルマッチ、王者(OPBF1位)竹迫司登(ワールドスポーツ)対日本同級1位(OPBF2位)加藤収ニ(中野サイトウ)の勝者と指名試合を行うよう現時点で義務づけた。