[調印式・前日計量]2019.6.8
広島で女の意地がぶつかる
左:廣本と右:イムがベルトを争う
OPBF女子ミニマム級王座決定戦の前日計量が8日、広島市内のホテルで行われ、OPBF女子同級3位の廣本江瑠香(広島三栄)とイム・チャンミ(韓国)が計量に臨んだ。試合は明日の9日(日)に広島NTTクレドクレドホールで開催される「SANEI FIGHT PROBOXING」のメインイベントにセットされている。
計量前の調印式
計量前に調印式とグローブチェック、質疑応答が行われ、廣本は日本製の赤色、イムは日本製の青色のグローブを選択した。初のタイトル戦となる廣本は、「広島でタイトルマッチができる貴重なチャンス。必ず勝ってジムにベルトを持ち帰る」と必勝を誓った。
会見に同席した藤本雅義会長は、「1年前の試合は判定で江瑠香が勝ったが、すぐに再戦の申し込みがあった。こうしてベルトを懸けて戦えることをうれしく思う。江瑠香にとって大変厳しい試合になると思うが、広島のジム初のOPBF王者になってほしい」と愛弟子の勝利に期待を寄せた。
会見に同席した藤本雅義会長は、「1年前の試合は判定で江瑠香が勝ったが、すぐに再戦の申し込みがあった。こうしてベルトを懸けて戦えることをうれしく思う。江瑠香にとって大変厳しい試合になると思うが、広島のジム初のOPBF王者になってほしい」と愛弟子の勝利に期待を寄せた。
スピードでかき回す
500gアンダーの47.1kgでクリアした廣本は、「相手はパンチがあり、接近してくるのでカウンターを磨いてきた。なるべく打ち合いに付き合わずスピードで捌きたい」と意気込んだ。
4歳上の兄の影響で10歳からボクシングを始めたという廣本は、5戦目でのビッグチャンスに目を輝かせた。
4歳上の兄の影響で10歳からボクシングを始めたという廣本は、5戦目でのビッグチャンスに目を輝かせた。
打ち合いに持ち込みたい
一方、勝ち星がすべてKOのイムは、リミットちょうどの47.6kgを測定。「相手はスピードのある選手だがしっかり対策してきた。必ず勝ってベルトを獲る」とリベンジに自信を示した。
左:井上 右:小久保
セミファイナルではフライ級8回戦でWBOアジアパシフィック・ライトフライ級12位の井上太陽(26=広島三栄)と小久保聡(35=三迫)が激突する。400gアンダーの50.4kgでパスした井上は、「相手はもっと身長が高いと思っていた。懐に入られないように戦いたい」とコメント。明日は100人の応援団を背に地元の期待に応える。
一方の小久保は200gアンダーの50.6kgで合格。アウェーでのリングとなるが気にならないと話すと、「相手の雰囲気でしっかり練習してきているのが伝わった。いつも通り前に出て削っていきたい。勝つイメージはできている」とランキング奪取に静かに闘志を燃やした。
一方の小久保は200gアンダーの50.6kgで合格。アウェーでのリングとなるが気にならないと話すと、「相手の雰囲気でしっかり練習してきているのが伝わった。いつも通り前に出て削っていきたい。勝つイメージはできている」とランキング奪取に静かに闘志を燃やした。