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[世界戦速報]2019.5.31

福原辰弥がタイで歴史的快挙に挑んだ

タイでワンヘンの牙城に挑んだ福原
 元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者でWBC(世界ボクシング評議会)同級4位の福原辰弥(30=本田フィットネス)が31日、タイ国チャチェンサオでWBC世界同級王者のワンヘン・ミナヨーティン(33=タイ)に挑戦した。日本人男子選手のタイでの世界戦は23敗1分けといまだ勝ち星がない状況の中、福原は歴史的勝利を挙げることができたのか――
ワンヘンが負傷判定勝ち
 サウスポー福原は積極的な攻撃を仕掛けるが、ワンヘンが手数で勝りポイントを加点。4ラウンド終了時の公開採点は39-37でワンヘンがリード。中盤、巻き返しを図った福原だが、8回に偶然のバッティングでワンヘンは右目上をカット。試合続行不能となり負傷判定へと持ち込まれた。ジャッジ3者ともにワンヘンを支持し11度目の防衛に成功した。無敗記録を伸ばしたワンヘンは53戦全勝(18KO)、福原は34戦21勝(7KO)7敗6分とした。
採点表